仕事と家事が両立できるように、子供が生まれてから購入した乾燥機付き洗濯機。
衣類を入れてスイッチを押せば乾燥までやってくれて、お天気も気にせず毎日の洗濯がスムーズに進み、本当に便利でした。
ところが最近、乾燥機の調子が悪くなってしまいました。
購入当時は毎日出社していたため、乾燥機がないと家事がまわらなかったのですが、現在は在宅ワークで一日家にいることもあり、乾燥機は使わずに洗濯→すすぎ→脱水の機能のみ使用し、干して取り込む作業は自分でしてみることにしました。
この記事では、洗濯機での衣類乾燥をやめようかなと迷っている方に向けて、やめてみた感想を書きたいと思います。
最初は抵抗感あり
私は何事も効率的に進めたいタイプで、今までやらなくて良かった「洗濯物を干して取り込む」という作業が追加発生することに、結構心理的な抵抗がありました。洗濯という家事において効率を追求していたのに、一歩後退してしまったような感覚で、何かに負けたような悔しさがありました。
でも近年家電の買い換えが続いていて出費がかさんでいることもあり、買い換える、という選択肢はなく、抵抗感を感じながらも、物干し竿や洗濯干しハンガーを購入したりと準備を進めました(洗濯干しハンガーも使わなかったのでだいぶ前に処分していました・・)。
いざ、ベランダへ
久しぶりにやった洗濯ハンガーに干す、という作業はなんだか楽しくて、干す作業はスイスイ進みました。
わが家は3人家族ということもあり、意外と一日の洗濯物は少なくて、あっという間に干す作業は完了。
洗濯ハンガーをもって、いざ、ベランダへ・・!
ずっとベランダに洗濯物を干してこなかったため、急に干し始めることが若干恥ずかしかったのですが、無事に洗濯物を太陽の下に干すことができました。
乾燥機をやめてみてよかったこと① あれ?家の中がすっきり
洗濯乾燥機を使わなくなってから気付いたこと。
「あれ?家のなかが水拭きした時のようにすっきりしてる・・・」
乾燥機を使用すると毎回ほこりが発生しますが、乾燥機を使わないとほこりも発生しないので、家の中を水で掃除した感じになり、なんとなくすっきりと感じるのかもしれません。このすっきり感を毎日感じられるようになったことは、やめてみてよかったことのひとつです!
乾燥機をやめてみてよかったこと② 「洗濯した感」が戻ってきた
乾燥まで洗濯機にやってもらうと、もはや自分のすることは洗濯物を取り出して、畳んでしまうだけ。
洗濯したぞ、という充実感はもう何年も感じていませんでした。
ところが、洗濯物を干して、取り込んで、という作業が追加されると、なんとなく自分で洗濯をしたぞ、という「洗濯した感」が戻ってきた気がしました。洗濯物を干して、腕を伸ばして洗濯物を物干し竿にかけて、取り込んで、といった体を使った動作がやった感を感じさせているのかもしれません。
便利な家電が増えて、どんどん家事の負担も減っている中、洗濯干しのようにちょっと面倒くさい家事をあえてやってみることもいいのかもと感じました。
乾燥機やめてみてよかったこと③ 洗濯から四季を感じるように
洗濯物をベランダに干すようになってから、毎日の天気を気にするようになりました。
夏の間はすぐに乾いた洗濯物も、秋が深まるにつれ乾きが悪くなり、夏の日差しを懐かしく思ったり。
雨が続くと、晴れの日を恋しく思ったり。洗濯という家事から、季節の移り変わりや天気の変化を前よりも感じるように。
在宅ワークになってから、ほとんど天気予報を気にしなくなっていたため、季節の移り変わりに目が行くようになったことは良かったことのひとつだなと思います。
今後はどうする?
ベランダで風になびいている洗濯物をみると幸せまで感じるようになった今日この頃。
今後また、仕事で外出が増えたりした場合は、やはり乾燥機付き洗濯機があった方が便利かもしれませんが、在宅ワークのうちはしばらくは乾燥機使わずにいこうと思っています。