会社を退職して、在宅ワークへシフトしてからもうすぐ一年になります。
現在、在宅ワークの仕事は業務委託案件を探して、応募して獲得している状況ですが、案件を獲得するためには、毎回面接が発生します。
この記事は、業務委託の面接がなかなか通らない、という方に向けて、私が面接に通ったときに共通していたことを書きたいと思います。
まずは場慣れすること
在宅でできる仕事を探すにあたって、私はエンジニアでもクリエイターでもなかったので、業務サポートのような、これまでの会社員の業務で得てきたスキルで対応できそうな案件を探して、応募していました。
面接は対面・オンラインと会社によって様々でしたが、最初は何年ぶりかの面接で、緊張はするし話はうまくまとめられないしで、面接のたびにすごく疲れていました。
でも何件も面接をこなすにつれて、自分の紹介はスムーズにできるようになり、相手のこんなことはできますか?というような質問にも、口が勝手に動きだして答えてくれるくらい、ほとんど緊張はしなくなりました。
私の場合は場慣れしない間は一切受からなかったので、やはりまず面接に受かる第一関門としては、面接に場慣することかなと思います。
慣れるまでは面接訓練と思って、落ちて当たり前の気持ちでどんどん訓練を積むのが精神衛生上良いかと思います。
初めて面接に受かった時の状況
案件が獲得できないと、無収入期間が続きます。私の場合は、3ヶ月間くらい無収入が続いていました。
約3ヶ月間ずっと獲得できないため、思い詰めて暗い気持ちになって悶々と過ごしていたのですが、ある日ふと、
「もう今年は稼げなくてもいいや・・」と諦めの気持ちになりました。
ずっと、会社員の時くらいは稼がないと、と力を入れていたのですが、貯金は減るけど、今年は諦めよう、どうしても決まらなかったら、アルバイトでも何でもしていこう、と心から思えるようになりました。
そんな気持ちになったあとに入った面接で、初めて案件を獲得できた形です。
その時の面接では、またどうせ受からないだろうし、もういいや、楽しもう!と若干開き直って、気持ちの余裕をもって臨んでいた気がします。
そのおかげか、面接で笑顔もたくさんでていい感じで面接を終えることができました。
そして、その面接が通り案件が初めて決まった形です。
ひとつ決まると、決まりだす
ひとつ案件が決まると、本当に心に余裕がでます。
こんな私でも獲得することができるんだ、と少し自信がでて、安心感がでます。
そして、その後の面接では、もうひとつは案件が決まってるから、受かったら嬉しいけど、別に受からなくてもいいやという気持ちになれます。
わたしも最初の一件が獲得できてからは「受かったらラッキー」な気持ちで、ほんとに余裕がある感じで受けることができました。そしてその後応募した案件は受かる確率が上がりました。
ひとつでも案件が決まると、そこからの学びがすごくたくさんあります。
なぜ今回この案件を獲得できたのか、なぜ先方は私が良いと思ってくれたのか、またこの業務は自分に向いているのかいないのかなど、色んなことが分かってきます。
そうすると、この案件は自分のスキルでも大丈夫そうかや、このタイプの会社はこんな人を欲しがっているだろうから自分には合わないかな、など、案件を選ぶことも上手になっていくので、落ちる確率も段々減ってくるのではと思います。
まとめ
このような経験から、業務委託の面接を通るには「気持ちの余裕」がすごく大切なのでは、と感じています。
業務委託の場合、面接までいくということは、スキルやその他の条件は満たしている場合が多く、面接は先方も相性をみたいから、という場合が多いので、いかに気持ちに余裕を持って、相手に安心感を与えることができるかとうか、という点が大事になってくるのかなと思います。